apple製品は個人的には購入したことはないけれど、高校の時にapple2を見てえらく感動した。その頃の日本製はワンボードコンピュータが全盛で、フルキーボードが付いているパーソナルコンピュータの初めてだった(確かコモドールやアタリと並んで置いてあった)
その後に出たGUIで動くLisa、GUIコンピュータはゼロックスの方が先だったけど、当然買える価格ではなかったがゼロックスに比べれば安い金額だった。日本ではROM起動のBASICそれもCLIが一般的で、LisaはHDDかフロッピーにOSが入っていた気がする。
Macintoshが出てきた、128kの少ないメモリでGUI環境が動くものだと感心した。その頃はCG映像製作の仕事をしていたのでメモリ容量のサイズ的な感覚はあった、CG製作はデータジェネラルのミニコンでFortran記述、当然の事だがキャラクター端末だった。面画に移り変わる頃、ちなみにフルカラー表示は「堀北フレームバッファー」を使っていた(懐かしく思う人もいるだろう)。
そのうちにIntelの80386と数値プロセッサー80387が出てきて、ミニコンを使わなくてCG映像が出来るようになったけど、やっぱりCUI、MS-DOSとC(C++じゃないよ)で映像製作をしていた。それからMacintoshのフルカラーバージョンがでて会社で購入、初めてのApple&GUI。
マックでアプリケーションを作る予定で購入したけれど、GUI系のAPIを調べる&理解するのが大変で仕事の片手間では作ることが出来なかった。DOS上でペイントやドローイングアプリは作っていたので、慌てて覚える必要も無かったのでうちゃっちゃた。
それからWindows3.1が出てきてApple社製の製品に必要性が無くなり、興味も無くなった。洗練されたUIやデザインはよいけど、格好よりも仕事が優先。Windowsで十分だった。
それから20年近く経つ、やっと我が家にApple製品が来た。去年の暮れに奥さんがかったiPod Touch。
ご冥福を。
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