腕時計を使い始めて5年ほど経つ、着けはじめの頃は時々忘れる事もあったけど、最近は毎日している。
高校からは電車通学になって両親から入学祝にシチズンの自動巻腕時計を貰った、当時クオーツ時計なんて高く機械式の方がお手頃、でも万はしたんじゃないかな?。朝起きると必ずテレビに写っている時刻で腕時計を合わせるのが日課の一つ、わざと5分早く合わせたりもした。この時計は何処かにぶつけたのかガラスにヒビが入り、その頃にはクオーツ時計も手に入れる値段になってしまったので、自動巻は引き出しに仕舞い、クオーツに乗り換えをした。
社会人になりクオーツ時計の値段も千円代で買えるようになって、電池が切れたら安い時計を買い換えていた。その頃は毎日が終電で通勤に使う電車も一緒、駅やそこら中の街中に時計があるのでいつしか腕時計を着ける事もなくなってしまう。
携帯電話を持つようになったら余計に腕時計の必要性が無くなってしまった。
そんな感じで過ごしているうちに気づくと周りの時計は針表示の時計でなく数字表示の時計に変わっている。今の時刻は判るが、○○時までは後どの位あるのか?と今の時間がどの辺なのかが計算をしないと分かりにくい。時間を調べるのに街中で時計を探している自分、ゴソゴソと携帯を取り出す自分に気づいた。なんかスマートじゃないよね、そんな感じが嫌になり腕時計を持つようになった。
使っているの機械式時計、精度は日差±30秒程の汎用時計。平日や休日と時計を着替えると気分も変わる、ゼンマイも48時間は持たないから毎月曜日には必ず時刻合わせが必要、でも月曜日に時刻を合わせたらその週は修正しないで使っている。都内で生活しているとそんなに正確な時間は必要ないし、正しい時刻が欲しいときは腕時計以外に沢山の正確な時計がある。
着けつづけていると時計が無い左腕が寂しい、左手が軽い、ふと時計が無い手首を見てしまう。
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