今年一年 困った人達(そして「ある仕事・最終話」)

今年の第一四半期は、新年早々に会社の引越し、4月1日カットオーバーのシステム更新対応で今年のスキーシーズンは1度しか滑りに行けなかった。

手狭になってきた社内、前年の11月下旬にちょうど良い物件が見つかり、社長は「引越しはタイミングだよ」と決定、カットオーバー後だと遅いし2・3月は更新作業で忙しいので社長言の通り1月は丁度よいけどね、大変だったぞ社長。

さて本題

件のシステム更新、3・4月にこのブログで少し愚痴った話。お客さんのシステム更新に合わせてちょこっとプログラムを修正、新しい回線を設置で楽勝の予定だったはず。

お客さんのシステム内に設置するルーターと弊社側ルーター、この設定をNTTに頼んだ、これが休みが無くなる諸原因だった。

NTT担当技術者の肩書きは「SE主査」、能力が有りそうな肩書きでしょ。

システム全体で冗長化してあると説明をしているのに関わらず、提出してきた設計書は相手側に設置する2台のルーター自体で冗長化。正副2回線の切り替えをルーターが勝手に行ってしまっては困ると言っているのに推し進めようとする。

システム側の監視プログラムはデータ回線の把握や回線切り替えを行っているのだが、監視プログラムが知らない所(ルーター自体)で切り替わってしまうとシステム全体が成り立たなくなる。

HeartBeatでルーター同士の生存確認、HeartBeatはどうするのと聞いたらお客様のイントラ経由で行うとの言、「相手側にHeartBeat用のデータを流す許可はとったの?」と聞くと「許可は必要なんですか?」と。オイオイ、イントラに預かり知れないデータが流れていたら問題だろう(と私は思っている)。

HeartBeatはイントラ1本の設計、冗長設計って普通はHeartBeat回線を二つ用意するんじゃないの?

人の話は聞かない、理解しない、設計もあれ、NTTの「SE主査」って何?

とにかく単純な設定に強制的に指示して設置、繋がらない。前に他社がつないだ設定を参考までに見せたら(参考用にと、打ち合わせ時にプリントを渡したのに)すんなり接続。

NTTの「SE主査」って単純な設定も出来ないの?

さてさて、予備予備拠点があってそこへ後日の休日に一人でルータの設置に行ったらまた繋がらない、電話で技術者曰く「一行設定を忘れてましたとさ。

NTTの「SE主査」って..........(x100)

速攻で担当営業に電話して「技術者を変えろ!!!」。

困った人達その2

翌営業日に担当営業と営業の上司が来社、(問題は技術者なのだから、普通は技術者の上司が来るじゃないかな?)社長と一緒に対応した、頭を下げにきた。

社長が「こちらもお客様に事の顛末を話す必要があるから、顛末記を提出してほしい」と。

その上司は書類の提出には同意をしたけど、「承認は私で良いですか?、上への承認は 個人情報保護法 があって時間がかかります」との言。

あれ?個人情報保護法って???、私の理解とは違うな?「書類と個人情報保護法とはどのような関係があるのですか?」と質問をしたら「ですから個人情報保護法で」、「公と公(会社と会社)の契約で個人情報保護法が何処に関係があるのですか?」の答えは「法務の方で...」。

これ以上聞いても時間の無駄なので止めたけど、後学のためにはどんな関係があるか知りたかった。「個人情報保護法」の言葉で道理が引っ込むとも思っているのかね?「個人情報保護法」は水戸のご隠居の印籠か?はたまた錦旗か?

誰かの入れ知恵だろうか、説明出来ないのだから「個人情報保護法」の言葉だけで保護法の理解は出来ていない、もしくは理解していない振りだろう

承認の話なんか持ち出さなければいいのに、大企業の書類の流れと自己保身がすんなりと言葉に出てしまったのね!

あと数年で定年、人の良さそうな上司、大企業での今の肩書は守りたいと勘ぐってしまう

困った人達その3

その後に起きた大地震、そして原子力発電の事件。

東電や原子力関係の役人の記者会見、見ていると上記の上司と同じだ。責任はとりたくない・今の地位を守りたい、なんでもいいから言葉でごまかす。

偶然に重なった二つの事柄、公的な企業、共に親方日の丸的な大企業。そんな企業であんな感じの人達が中心で動いていると思うとなんかね、不愉快を通り過ぎて無気力感とか脱力感とか、なんとも言葉で表せない。

ルータの設定は、結局は私がNTTに設定内容の指示をして仕事は終わった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました