SPPって使いにくいのかな?

普通に写真を仕上げるには不満は無いのだけど。

遅いとか言われているけど、SPP5.4になって少し速くなった気がする。

VirtualBox上で動かしていて、オリンパスのRAW現像ソフトと比べてると全然速い。オリンパスのXZ1で撮った画像(3680×2760)とSD1(4704×3136)を比べても操作性の速度はSPPの方が断然速い。

SPPでフルレゾリューションにして、明るさなどの基本補正はすぐに終わる。対してオリンパスは更新ボタンを押下してから一時待たされる。「SPPは遅い」は5.4になった今では誤った認識だろう。

SPPの機能が貧弱な話...

貧弱なのだろうか?。最初に触ったD100に付いてきた現像アプリとXZ1のアプリ、XZ1のは直近なのでこれとの対比になってしまうが...

ニコンは昔だったけれどオリンパスと同じような気がする、両アプリともに現像という感覚には程遠いと思う。それはD100で使ったときに感じた、そうPhotoShopの延長にある操作感、現像じゃないだろうこれは。現像というよりは画像編集アプリな感覚。

SPPは紙焼き作業に似た感覚がある、基本操作は「露出」「シャドウ」「ハイライト」と「FillLight」の4パラメータでいいところまで詰めることができる。

「露出」は引き延ばし作業の露光時間と現像時間と考え、全体の感じを整える。「シャドウ」は暗部の締め具合の調整、「ハイライト」シャドウの逆で明部の飛び具合を調整。楽しい「FillLight」は暗い部分の調子を上げる覆い焼き。

こんな感じで作業しているのが現像に近い感覚を生み出している。「FillLight」を除く3パラメータはトーンカーブなどで代用できるが結構面倒な設定になってしまう、トーンカーブの調整が画像編集と思ってしまう感覚。

ところでLightRoomは触ったことが無いのでどんな作業が出来るか判らないが、どうだろう紙焼き作業をしたことがある方々。

SPPで欲しい機能はトリミング情報の保存。撮影の時にトリミングを含めてフレームを考え撮っているけれど、最後の仕上げにトリミングが必要になる、こいつが保存出来ればよいのだが。欲を言えばトーンカーブも欲しいのだけど。

SPPで絶対に欲しい機能は、HIで撮ったRAWデータをリサイズしてRAWで保存する機能、標準のMIDとLOWサイズでよい。意気込んでHIで撮影したけど現像したら平凡な写真、さすがにJPEG保存でRAWを捨てるには惜しい写真をLOWにリサイズ出来ればうれしい。

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