コンクリートジャングルは難しかった

コンクリートの殺伐とした雰囲気を出すのにハイキー・ハイコン・粒子粗しと先日は簡単に書いてしまった、SPP5.5にフィルムグレインが付いているから使ってみない手は無い。

フィルムは現像するときの液温や攪拌の仕方で粒子の状態が変わってくる、神経質になるほどでは無いけれどそれなりに気にはしながら処理をしていた。SPPにフィルムグレインを実装する発表があったときはフィルム時代にミニコピーとPOTAで粒子を細かくと色々と試したのでわざわざ粒子を粗すなんて使うことは無いだろうとも。

食わず嫌いしても仕方ない「コンクリートジャングル」をやってみる、露出をプラスに振り、コントラストもプラス、シャドウはマイナスで少し締め、フィルムグレインは大きさと粗さは+1に。

一応はそれっぽい画になるけれど何かが足りない、光の加減なのだろうか陰と陽のバランスが必要と感じる、白黒をちゃんと撮れる力量が必要なのだろう粒子粗しはそれから先の技術なのかも知れない。

フィルムグレイン処理をして気づいた事がある、WEB用にいつも撮影しているLOWサイズを1/2に縮小して使っている、ところがSPPで縮小すると綺麗にノイズがのらないのである白いポツポツが申し訳なさそうに付いている、それとなんか甘い、それが下の写真、上に載せたのはLOWのフルサイズでJPG出力してshowfoto(linuxの画像アプリ)で50%縮小したもの。SPPのバグだろうか。

夜追記

Sigma photo pro 5.5.1にリリースアップのアナウンスがあったので早速インストールしたが、上記の不具合は直っていない。

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