はじめてのPIC その5 LEDを点灯へ一歩目

待ちきれない人はWEBから情報を仕入れてさっさと点灯させてるだろう。LEDを点けたり、点滅をしてみる。

回路

せっかくフルカラーLED(OSTA5131A)を使うのからRed・Green・Blueの全部を点ける。
ところで回路図を書いていてなんか違和感が、1番ピンを示す切り欠きを上にしてしてるんだよな、TTL(TTL時代以来まともに回路図は書いてなかった事を思い出した)の頃は切り欠きは左に書いていたのに...上側に電源のVcc(左端ピン)で下側の右端ピンがGNDだったから、図面上部にVcc/下部にGNDを描く癖があったんだ。(閑話休題)

回路図

回路図

回路図

電源は「その3」の部品購入でUSB利用の5Vか単四電池2本のどちらコースを選んだろうか?、電池の場合はエネループなどは2.4Vで乾電池系なら3Vになるけど、2.4V/3V/5Vのどれでも点灯するから。チップのPIC12F683は2Vから5.5Vで動くし、LEDの緑と青は定格3.6Vだけど点くんだから問題なし。

ちなみにPICKit3は電源供給できるから、電池もUSBも必要ないけど。^^

PICとLEDの接続は、ブレッドに並べやすい用に5番ピン(GP2)に赤色/2番ピン(GP5)に緑色/3番ピン(GP4)に青色を接続した。

LED

LEDは矢印の方向に電流が流れて点く構造になっていて、1/2/4ピンがプラス側で3ピンがマイナス(Vss)に接続すれば良い。ただ過電流が流れないよう電流制限抵抗を接続する必要がある、3ピンに一本抵抗を付けるのも可能だろうけど各色20mA流すとすると20mAX3で60mAに耐える抵抗が必要になるのと赤だけ流す電圧が違うし、100Ωの抵抗100本と大人買いしてるんで各色に抵抗を付ける。

電流制限抵抗計算は、RΩ=(Vdd -Vled)/If、Vddは電源電圧・VledはLEDに与える電圧、Ifは抵抗からLEDに流れる電流。

データシートから式に当てはめると、赤は(5V-2V)/20mAで150Ωになり緑と青は(5V-3.6V)/20mAから70Ωと計算できる。用意した抵抗は100Ωが100本あるから赤に直列接続して200Ω、緑・青は100Ω一本ずつと抵抗値が多少大きくても問題ない。

ブレッドボードで配線

ブレッドボード

ブレッドボード

PICの横に挿してある青いのは通称パスコン(バイパスコンデンサーの略)、詳細はググってもらうとしてノイズや電源変動を抑えてもらうお守り?みたいな物。

右の棘みたいな6本はPICKit3に接続する端子です、ここにPICKit3を接続してプログラム書き込みと電源供給をします。

この状態で電源を接続してもLEDは光らないと思う、あとはプログラムをPICに書き込んでの点灯や点滅で遊ぶのはまた次回。

どうしても点灯させたい人へ。
PICを抜いて、2/3/5番ピンの場所ににプラスを繋いで電池(またはUSB)を接続するとぴっかっと。

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