運針の練習

最初に縫ったときの縫い目がバラバラで蛇行し時間もかかり、嫌になる出来上がり。
ミシンが有ればサックと縫えて綺麗なのはわかるが、使えるミシンは高く置き場所もない、そもそも出来心で始めた手芸はいつ飽きるかわからない、なのでミシンの選択肢はない。

綺麗に縫えるように調べて「運針」という言葉を知った、運針練習の目標の目安は4尺を10分以内で1寸を13目で縫うらしい、4尺って一尺が約38センチだと152センチ、和裁のプロはそんなスピードで縫えるらしい、十分に練習すれば10分に近づけるだろうか、それならミシンは要らない。

いま楽しんでるブックカバーは一回りの縫う場所が1メートル強ある、20分ぐらいで縫えれば1時間もあれば一つ完成できる計算になる。

そこで運針の練習をし始めて縫っていくと、幾つか気づいた。

中指と親指・人差し指の関係

指抜きをはめる中指がぎゅーっと握り続けられない。指が硬い?のだろうか、縫い始めは握れてても針を送っていくうち、握っているのを忘れ少しづつ開いていく。

中指に親指が重なるように置くらしいが、親指は中指の上側に行ってしまう、親指を重なるように無理やり置くと親指のキワと人差し指が当たり針が持ちにくくなるし、親指は動かなくなる。

中指は暇なときにイメトレで動かないように練習、親指の位置は中指も含めストレッチが必要なのか。

指ぬき

指抜きが合わない。最初に金属製の指ぬきを使ってみたが針の頭が巧く当たらない、中指と親・人差し指の位置が正しい位置に持ってけないのが理由なのだろうが、金属製のは窪みに針頭が入らないと滑ってしまう。

「セル皮指抜/皿付き/皮の板みたいの」のが入った「5点指ぬきセット」を買いなおして、「セル皮指ぬき」を使ってみたがこれも金属指ぬき同様に針の頭が滑って使いづらい。

「皮の板」みたいのを使ってみると、これは都合が良かった。荒れている?方を表にして作ってみたが、荒れ具合が針頭が適当に当たっても滑らずに使いやすかった。

イメトレと皮の指ぬきに替え、だいぶ真直ぐに目の間隔もそろいつつある。

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