MPLAB X IDE v6.00に古いCコンパイラーをインストールする

前に作ったプログラムがバージョン1.38のCコンパイラで、新しいバージョンだと色々と縛りがきつくコンパイルが大変なので、古いバージョンもコンパイラをインスト(の覚書)。


MICROCHIPのサイトから古い(V1.38)バージョンのCコンパイラをダウンロード。

Cコンパイラをインストールするのに、64ビットLinuxは幾つかのライブラリが必要、下記の記事を参照。

Installation Dependencies on 64-bit Linux - Developer Help

コンソールで、

# sudo apt-get install libc6:i386 libx11-6:i386 libxext6:i386 libstdc++6:i386 libexpat1:i386


必要ライブラリをインストールしてから、

# chmod u+x xc8-v1.38-linux-installer.run
# sudo ./xc8-v1.38-linux-installer.run

これで、IDEはxc8-v1.38を認識してくれる。

プロジェクトのプロパティを修正

  • プロジェクトのプロパティから使用するバージョンのコンパイラを選ぶ、選べない時はドロップダウンのFamilyから該当するチップを選択で可能になる。その時に違うチップに換わるので要注意。
  • それと、リンカーの「Memory model」を24bitなどへ変更。

この二点が嵌まったところ。

Mac

MacもMPLAB X IDEをインストールしてあるが、32bitのコンパイラーは動かない模様。linuxのようにライブラリをインストすれば動くかもしれない。

素直にParallel Desktopなど仮想コンピュータ上のLinuxで環境を揃えた方が手っ取り早い、PickKit3の書き込み動作も確認済み。

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