AVR vs. PIC

そんな論争があるんですね、ググると必ず上位にでてくる「いますぐPICをやめてAVRに移行すべき10の理由」があるけど2008年時点の話なんで、2015年の今では話は古いけどみんな見てるのね。

PICをつい最近いじり始めて、ArduinoにAVRが使われているのも最近知ったんでAVRの知識は全然無いけど。

仕事だったら会社によってどっちかと決められているだろうけど、趣味だったらどっちでも良いんじゃないの、ま~PICの方が国内の情報量は多いから勉強しやすいし。

PICはディスクリートで制御回路を組んでたのを簡単に制御出来るようにと75年から出てきて、PICにもっと汎用性を持たせて96年に開発されたのがAVRだろうか。両方とも組み込み制御用のチップだけど、制御回路思考のPICとそれよりはコンピューターに近づけたのがAVRって感じかな?

MPUの歴史からみるとintel8080が74年、80386が85年、Pentiumが93年となっているからAVRの方が洗練されているのは当然だよね。

ミニコンを親に持つLkit-16が最初のコンピューターだったんで、その後にIntelの80系のレジスタ毎に命令を持つのに驚いて命令数が膨大なのに辟易し、Intel系のアセンブラは極力避けて過ごした。アセンブラに手を出していないがPICもレジスタまわりは貧弱かもしれんが特定用途向けなんだから当然と思っている。汎用性があって使いやすいのはいいけど、組込みチップなんだから使う機能以外は不要なわけなんじゃないの。ま~趣味なんだから使いやすい方がいいけど。

1クロック1命令っての優位性がよく解らないんだけど(だれか教えて)...同じ速度を求めるんだったら4倍のクロック与えればいいんじゃないのかな、それよかA/Dとかの周辺がクロックに対してどんな遅延があるかがポイントになると思うけれど、違うかな?。あっ小電力低周波数で使うとき重要になるかな?。

AVRとPICを比べようと秋月からのリンクでデータシート見たけど、AVRって読みにくい、アーキテクチャーが統一されてるから違うドキュメントを見る必要があるんだな、きっと。

しっかし、PICは品数が多いよね古いチップも廃盤しないで売りつづけてるとの事、組込み屋さんに優しいメーカだよね。趣味の人は品数でハードルが高く感じるけど、古い製作記事を真似するのにはよいかもね、そんな自分もPIC12F1822の方が新しく高機能で日本語データーシートも有るのに秋月で30円高いPIC12F683買っちゃったし。(笑)

ぶっちゃけ趣味なんだからどっちでもいいんじゃないの、自分はPICからはいちゃったんでピン数違いで幾つかのチップを使い分けてPICで遊ぶつもりだけど、もしかしたらAVRに変えるかもしれんがPICKit3買っちゃたんで当分はPIC。

汎用性が高いであろうAVRと、機能限定なストイックなPICって感じかな。おしまい。

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