奥鬼怒四温の一つ、日光澤温泉・八丁の湯・加仁湯とこの手白澤温泉、今回で加仁湯以外を制覇したことになる。日光澤は鬼怒沼山登山の時に利用、八丁は遊びでの宿泊。手白澤温泉は20年以上前に噴泉塔を見たくて計画はしたことがある、その頃は噴泉塔への道は手白澤温泉からしかなく、利用者も少ないので道が荒れている話だったので躊躇しているうちに道が廃道になり、手白澤温泉も建て替えて高級旅館の金額になり計画をすることもしなくなった。
例年行っている八丁の湯が今年は冬季休業で、山の仲間の温泉遊びで手白澤温泉に行くことになった。
浅草からスペーシアで。浅草から次の駅の、そして今日から駅名が「業平橋」から「とうきょうスカイツリー」へと変わった駅名を写そうしたけど失敗。
ぼくら夫婦以外の仲間は北千住から乗車で合流、軽く車中で宴会。週間天気予報で土曜日は雨、週間予報だから天気が変わるかも?それとも気温が下がって雪になるかと期待したけど残念ながらやっぱり予報どおり雨。など話しながら鬼怒川温泉へ到着、こっちも雨。
バスに乗り換え、2月に行っていた八丁の湯の頃より乗客は多い。雨足も心なしか強くなったような。
女夫淵で装備を整え雨気分を切り替えて出発、雨なので林道か遊歩道か?、遊歩道もお散歩コース、遊歩道をチョイス。
この仲間の中心人物の一人が全盲の視覚障害者、今回は彼のサポートを僕がする、ザイルを僕のザックに付けそのザイルを握りながら歩く。他は散歩コースなので雨具に傘のいでたち、サポートをしているので僕は傘がさせない。ぐしょぐしょに濡れました。
気温が上がり雨の中での雪道、グサグサに腐っている、踏み固めた跡を歩いても所々ズボッと踏み抜いてしまう、股裂き、宿に着いた頃には股関節が痛くなっていた。
遊歩道途中にある橋は手すりの半分位まで雪が積もっている、橋は積雪対策のためか?渡る部分の両側と手すりの間が開いていて川まで抜けている状態、細い踏み跡を踏み外すと完全に股裂き、サポートしている後ろに僕の靴に足をぶつけて貰い歩く場所を確認してもらう、お互いスリル満点。
踏み抜きやら橋やらで、気温が低い2月より大変、八丁の湯に到着する頃にはかなり疲れた。雪下ろしやメンテナンスに八丁の湯に人が在中しているのか除雪はしてあり、ロッジのベランダ下が休憩できるので軒先を借りて大休止。
加仁湯までは林道、そこから先も遊歩道と林道と選べるけど雨の中で気分は低下、林道経由に修正、宿に着けばビールに温泉と気を奮い立たせて残りを歩く。4時間弱で到着。
手白澤温泉、建て替え前は知らないが日光澤温泉と同様に山小屋だったらしい。今は温泉の廃湯を利用して全館床暖房、玄関脇には雨具や靴が乾燥できるようにお湯のパイプが巡らしてあり、濡れたものをそこに干して部屋でまずはビールで乾杯、暖かい室内でビールは美味い(気分はこっちかな、旨い )。
奥鬼怒四温の湯は各宿で温泉が違う、八丁の湯より濃い感じ、内湯は熱いが露天はぬるめ。6部屋しかない宿、何度入浴しても他のお客さんとは脱衣所ですれ違が一度だけ湯船では一度も遭遇しなかった、広~い湯船に貸切。雨の中の露天も乙なものと少し入っていたけど、やっぱり寒い。
食事が売りの宿、前よりはフランス料理ぽさが無くて和風に近づいたらしい。メインの岩魚の塩焼きが尺岩魚で食べでがある、ワインを注文して呑みながらゆっくりと夕食。
その後は部屋に戻って定番の宴会、持ち込みのお酒はワイン3本・日本酒3本・焼酎1本・ウィスキー1本、総勢7人には多いがいつもの事。この宿は送迎がく女夫淵まで歩きだから程々にして宴会は終了した。
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