企画提案書の書き方

ある会社の企画提案書を見せてもらった。

提案者や業務種類などがあるA4紙の社内定形フォーマットで、提案を書く欄は3/4くらい。紙の最後に「絶対に1ページに収めてください」と書いてある。

そうそう、「簡潔でわかりやすく」ってこと。

簡潔にするのに短くしすぎて逆にわかりにくくなったり、重みを持たそうと長々と文章を綴ったりと、要点を上手くまとめて書くって難しい。

読み手は読まない、重要なキーワードを(ハイ!ここ重要、文章を長くするために同じ意味合いの言葉が二つ使われている、「重要な言葉」もしくは「キーワード」にする)光らせることが大事。(ハイ!ここ重要、注釈をいれたので「キーワードを」から「光らせる」まで離れてしまって、ボケてしまう)

短くするために符丁なんて使ってはだめ、かといってCMで一般的に知られているだろう「コスパ」の意味説明をするなんて只の秒数(文字数)稼ぎ。

だらだらと長い文章は読み手を疲れさせるし、結局なにが言いたいの?になってしまうことが多い。その上このような文は適当な間隔で同じ事を何度も言っている事が多い。書いた人に質問をすると大体が文に書いてある事しか説明できない、書いてある先の展開を何度も質問することになる。

なんでコノ説明で理解してくれないの?、質問者はそこまでの話は判る、その先はどうなるんだ?と聞いているのに、お互いストレスがたまる。質問者が年下や部下などだと、頭の固い年長(上司)VS発想性のある年下(部下)の構図だが、五月蝿い奴は排除される。

ハイ!ここ重要

  1. 後半は本題と関係無い物になっている。
  2. 簡潔にまとめるなら、4段落目の「簡潔にする...」文の前文を書かずに、短い事について、長い事についてと1文づつ書くべきだろう。

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