酢を造る

「酢 造る」でググると勝手に「酢 作る」って検索ワードを変えられてしまうけど、酢酸菌を使っての醸造酢を造る話。ちなみに「酢 作る」の検索結果は醸造元の酢造りのと果実などを酢漬けが上位を占めて、その中にちょぼちょぼと柿酢の自家醸造が見つかる程度。

日本酒を放っておいたら酢になったなんて話を聞いたことがあるし、酢酸菌は常在菌で空気中をフラフラと漂っている。もやしもんの沢木じゃあるまいし菌が見えるわけでもなく、アルコールを空気と触れるように晒して酢酸菌が運よくアルコールに飛来して酢酸発酵をしてくれるのを期待する方法って無いかなとフラフラとググってみてもそんなにネタは転がっていない。

最初に放っておけばいいだろうと濁酒の原液を広口瓶にいれガーゼの蓋をし室内に置いたのは7月、それから2ヶ月程経った8月末になっても酢酸臭はしないし、腐りもしないなんてアルコールの殺菌力?凄いなと思ったり。

2ヶ月の間にググって見つけた高校生だったかな?エチルアルコールを校舎の何か所に置いて酢になるかの実験、結局は培地に酢を入れて酢酸発酵をさせているがどうやらアルコール濃度に酢酸菌の増殖に関与するらしい。他には菌が増殖し酢酸臭がしてくるのは2週間程、2週間経って酢酸臭がしなければ失敗な訳。

濁酒を2倍に薄めて酢酸菌集めと培養を9月の頭にはじめ2週間経つ前から酢酸臭が芳しく放ちはじめてくれ巧くいっている。

少量の濁酒で酢酸菌の培養してたので、今日はラッキングをし澱を除き濁酒400ccを水400ccで2倍希釈を新たに加えて増量した。

タイトルとURLをコピーしました