金環食

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雲の切れ間から

誰だ!!!、日の出の時刻にアラームをセットしたのは。って4時過ぎに起きた。空を見たら一面の雲、太陽の位置さえわからない。

食が始まるのは6時過ぎ、それまでまた一眠り。

再び起きて太陽は?、あっちの方向かな?な感じの空模様、時々は雲が薄くなった時に見えている。

三脚にフィルムの頃に使っていたカメラを2台設置する雲台に、僕のと奥さんのカメラをセット。レンズ前に菓子パッケージをフィルター代わりに輪ゴムで固定。菓子パッケージの色が写り込むけど、食が始まった太陽は写せる。

泊まった宿は屋上を開放して観測が出来る計らい、でも屋上は風があって寒い。太陽もいまいち、部屋の窓から観測。何枚か部分食の写真を撮って金環食までは暖かい部屋で時折見える太陽を観測。

最大食に近づき屋上へ移動してみたら同宿している5組ほどの客も観測をしている、でも太陽は何処だ?明るい方向にカメラを向けておく。雲は厚いので、お菓子フィルターは取ってしまった。

金環食が見えた、すかさずシャッターを切る。設定はオート、ちゃんと写っている。奥さんのカメラも何とか撮れた。3枚切ったら直ぐに雲の中、後は待っても太陽は出てこなかった。写真も撮れたし、目で見ることも出来た。雲で見えないと思っていたところに、ちょっとした瞬間で最大食が見れたのは感動、嬉しかった。

朝食をとってから、食の終頃に雲が薄くなって観測グラスで見えるようになったけど、今更晴れてもね、ちょっとだけ悔しい。

来るときと同様に特急で帰るのだが、なんと皆は全休をとっている、私は半休で午後から出勤、売店で車内宴会の準備をしている。ちっ、僕はお茶を買って、それを飲みながら帰ります...

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