DP2xのfoveon

昨年買って街角スナップに使っていたDP2x、猫なんか撮るとヒゲ一本一本が綺麗に出てくる解像はわかった、でも街角スナップはコンデジでもOK、大きくプリントする事もなく写真はPCモニタで見るだけだから持ち歩くことも少なくなった。

最近、真夜中の満月下で山の写真を撮ったときRAW現像をしてみると細かな描写が出てきた、現像結果をA4プリントすると綺麗にその描写が出てくる。ネットの話題でFOVEONはRAW撮影と言うことが理解できた。いまさらながら虜になってしまう。

見比べ

感動した写真とは違うけど、左はRAW現像で意図を出した写真、真ん中はカメラ内のJPEG現像、右がSPPでAUTO現像。

カメラ内現像はベタな感じ、今時の汎用コンデジだったらもう少し気を効かせて手前の暗部は明るく写るだろう。

AUTO現像で雲のディテールが出てちょっとだけ調子が良くなる。

現像済み

曇天の中に手前の紅葉、そして峰に沸き立つ雲を目立たせる現像をするとこれになる。現像パラメータのX3Filllightを+1にして強調してしまったがいい感じに近づいている。

RAW現像はD100の時に少しだけやってみたが、ちょっと弄くるだけで破綻したりしていまいち面白くなかった。それから10年近くはD100のJPEGかコンデジで写真を撮る程度、去年ひさしぶりにRAW現像が出来るDP2xを買ったのだけど、光の塩梅がいい時のスナップだとJPEGでも綺麗に写るのでRAWは意識していなかった。

SPPのX3FillLightパラメータは面白く便利だ、なんとなく紙焼きしていたときを思い出す。露出過多の部分を覆い焼きして現像液で露出不足を押してる感じだ。

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