フルサイズ一眼は本当にボケは綺麗なのだろうか

_DSF1690

フルサイズより小さいセンサーサイズとの撮り比べをしてフルサイズが一番と買ってよかった喜ばしい人たちのなかに、同じ画角(写る範囲)にするのに広角で撮って比べてと...オイオイ。

ボケ感はレンズにも大きく左右されるから同じレンズを使わなくちゃね、同じレンズを使ってフルサイズで撮ってAPS-Cサイズなりにクロップして比較しようよ。(笑)

同じレンズでもカメラ内処理(シャープネスとか)の違いによって違う気もするけど、そっちは考えないでおこう。

ふと、センサーの画素ピッチによってもボケの感じが違うのではないかと、メーカーのカタログスペックから読んでみた。

ニコンはD800とD610のフルサイズとD3300のAPS-C機、キャノンは5DMark3のフルサイズと70DのAPS-C機。レンズは理想的、センサーも画素ピッチによるS/Nなど同じ理想的条件でセンサーに1mm巾のボケ(グラデーション、黒から白とか)を照らしてと、ベイヤー配列とかはすっ飛ばして....なんて都合のいい条件でww。

カタログから各機種の1mmあたりの出力画素数は、約205(D800)・約167(D610)・約255(D3300)、約160(5DM3)・約243(70D)となる。ふーん、D610ってそんなD3300と同じ出力画総数だったんだ、知らなかった。

画総数をみればD3300が255画素=255階調でて、D610は1mmのグラデーションは167階調にまとめられ、D3300はスムーズ階調なのだがD610は階段状態に。

なのでAPS-CのD3300の方がフルサイズのD800よりボケが綺麗なんて早とちりをしてはダメ、思いっきり単純計算だから比較で意味は無いと思う。

フジのX-E2は約207でD800と1mmあたりは同じ画総数、常用はMサイズ(約146)で使っていてもボケ足を気にしたことはない。

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