アイヌの昔話

image民話や物語は好きで、時々読む。

国造りからはじまり、神が人を作ってそこから戒め話が出てくる。基本構成は世界共通?。

アイヌでは、人は夜の神と昼の神が作るわけで、夜の神が作ったのは男で、昼の神は女。だから男は黒い。骨は柳を使ったので年をとると背中が曲がってくるとのこと。

男を作って、その肋骨から女を作った話より親近感がわく。男の肋骨が一本すくなければ現実感があるけど。

この本は、単純に民話を拾い集めただけでなく、系統に関しての解説があり、どこから来たかや似たような話の分布も簡単に説明している。

読んでいても良く聞いた話もあるし、初めて聞くモチーフもある。初めて聞くのは大体が大陸からのつながりで広まった話とのこと。アイヌ民族の交易を感じます。

写真は出社途中に咲いていたアジサイが綺麗だったので、本文とは関係ない。

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