仙丈ヶ岳へ 3

甲府城跡から甲斐駒方向を望む

どこにも行かずに帰るだけ、ゆっくりと寝坊をするつもりだったけどテン場は許されない、4時前から登山準備の物音で目が覚めてしまう、そのうえ雨音が聞こえる。

だんだんと雨の間隔が短くなっていく、5時まで寝袋に入ってうだうだしていたがこの雨音では止む気配がなさそう。朝一のバスで下る事に決めて慌てて準備をしだす。

雨で濡れたテントはたたみにくい、とにかく袋に入るサイズまで小さくして無理やり詰め込む。気づくと7時を過ぎている、25分発だ急がなくては。バス停に着くと思ったより人がいてテントの下に入れない、雨で登山を止めた人や僕等のようにバスを早めた人がいるのだろう、積み残しは無いと思うが広河原の乗り継ぎが気になる。

広河原では予想した人数より多かったのだろう、バス会社の方が慌ていていた。芦安駐車場行きと甲府駅行きの客がバス内でごっちゃになっている、バスに乗り込んだ時は車掌さんに「立ち席でいいですか?」と聞かれたがなんとか座れて帰ってきた、2時間の立ちは辛い。

昼過ぎには帰宅でき、濡れたテントや服を洗濯してと、帰宅後も忙しかった。

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